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JR北海道 脱線事故 復旧いつ? [事故]

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9月19日に北海道七飯町で起きた貨物列車の脱線事故

今回の事故の調査によってJR北海道の驚きの実態が明らかになった。
レールの異常に気付いても1年以上放置しながら運行を続け異常箇所は北海道内全域で97箇所。

脱線事故は貨物列車の脱線だったため人命には影響がなかったが特急列車で脱線事故が
発生していたら最悪の事態を引き起こしていたかもしれない。

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レールの幅が規定(1067ミリ)よりも広がると列車は揺れながら走行することになる。
事故調査によって分かってきた事によるとレールの幅は最大28ミリ広がっていた。
(列車のレールは40ミリ以上広がると脱線のリスクが格段に高くなる)
実際の乗客の中には長万部町付近で異常な大きな揺れを実際に体感している人もいる。

貨物列車の事故直後、JR北海道は管理は本社と現場の二重チェックをしている説明していたが
実際は全て現場まかせだった。記者会見の発言の中でも笠島正之取締役は「報告してくれるだろう
という思い込みがありまして連携が上手くいかなかった」と人命を預かる鉄道会社の姿勢とは思えない
ほどいい加減な言葉を述べている。

原因は一説によると現場と経営陣の間の中間管理職が圧倒的に少なく若く経験の少ない社員に
無理やり役職を持たせて事故につながる事象の報告・連絡・相談が徹底できずに「検査」と「補修」の部署
との連携が取れないまま今回の事故を招いたと思われる。

この事故に関して国土交通省は9月27日まで特別保安監査を続けると発表している。監査延期によって
さらに調査対象を広げて原因追究をしていく。太田国土交通省大臣は「知らなかった」「忘れてしまった」で
済まされる問題ではないと発言している

JR北海道は慢性的な組織の人員不足と赤字経営という問題を抱えているにしても今回の脱線事故は
怠慢だとしか思えない。
このまま今回のレール異常が放置されていれば最高時速130キロの特急列車が走る札幌から旭川の間を
走る函館線で脱線事故が起きれば大災害になっていた。

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さらに今後北海道内に新幹線{新青森から新函館(仮)}を開通を2015年度末に開業予定を控えている事を
考えると早急な組織改革を含めた今後の対応が望まれる





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